「地域のために何か始めたいけれど、一人では限界がある…
「どうすれば一緒に動いてくれる人が見つかるの?」そんな悩みを持つ方々を対象に、
仲間づくりのヒントを学ぶ講座を開催しました。

日 時:2026 年 2 月 7 日(木)13:30~15:30
場 所:ふらっと♭(もんぜんぷら座 3階)
参加者:16名(事例発表者含む)
大学生、高校生、市民活動団体、個人など
講師:橋本空さん
(町田市地域活動サポートオフィス)
事例発表:山口泰聖さん(ちびてつ・わっか等)、富沢智咲さん(なぜぜ)
尾関七波さん(もぐもぐスマイリング)、永井佐恵花さん(しなてら・事前収録での参加)
内 容:・講義「地域で何かしたい人のための 仲間づくり講座」
・事例紹介「学生が始めた活動団体による活動紹介とパネルディスカッション」
・ブレインストーミングとペルソナ作成シートを使ったワーク
・グループディスカッション・行動宣言!
講義「地域で何かしたい人のための 仲間づくり講座」
講座の冒頭、講師の橋本空さんから「皆さんにとって地域活動における”仲間”とはどんな存在ですか?」という問いかけがありました。仲がいい友達、活動をともに行う人、活動するうえで連帯する協働相手、寄付やスキルで活動を助けてくれる存在、参加してくれる・応援してくれる人…など一口に”仲間”と言ってもその形は様々です。さらに、市民活動組織には色々な形態や展開があり、それぞれのタイミングで必要な存在が異なることに触れ、参加者の皆さんは「今の自分たちに必要なのは誰か」を改めて整理するヒントを得たようでした。

橋本さんは、具体的な仲間づくりのポイントとして5つを伝授。1・お客様を作らない 2・具体的に仲間になる方法を発信する 3・決めるのは相手!どんどん声をかけよう 4・うまくいっている人のまねをしよう 5・相手の目線になってみよう と、すぐに意識できる指針やヒントになる内容です。
活動事例の紹介とパネルディスカッション
事例紹介では4つの団体から活動の紹介をしてもらい、その後、活動において”仲間”についてどう考え、どんな行動をしているのかをパネルディスカッションで答えてもらいました。


パネルディスカッションでは、「こんな活動をやりたい!と思ってから、どうやって・どんな言葉で声をかけましたか?」など、実際の経験を交えた、リアルな意見を聞かせてもらいました。
「なぜ、活動をするのに仲間が必要だと思いますか?」の問いには、「お互いの得意なことを活かして協力することで、活動を形にしやすくなる」という意見や、様々な活動に参加してきた学生からは、「活動によって仲間が必要かどうかは色々。仲間がいるからこその難しさもあった」という話も出ました。
ブレインストーミングとペルソナ作成シートを使ったワーク

まず、ブレインストーミングとして、あなたにとって仲間ってどんな存在?これからどんな人に仲間になってほしい?について、各自、紙に書き出していきました。
その後、人物像をより具体化し仲間になってほしい人を描くために、各自「ペルソナ」を作成しました。ターゲットよりも一歩踏み込み、具体的な人物像を書き出していきます。届ける情報や相手を絞り込むからこそ、相手の心に刺さり行動へつながる、ということなど、ペルソナ設定の有用性についても説明がありました。

グループディスカッション
4~5人のグループに分かれ、お互いの作成したペルソナを発表し合いました。子ども食堂の運営をしている方は、身近な大学生をイメージしてペルソナを設定していました。「ワークシートに書き込めなかった部分は、またインタビューしてもっと具体的にしてみようと思う」と話していました。他の人の理由やアイデアを聞いて共有することで、自身のペルソナを見直すヒントを得たり、他の人の視点を知るきっかけにしていました。


明日からどうする?行動宣言を書こう!

最後に、それぞれ作成したペルソナに対してどんな行動ができそうか、行動宣言を書きました。「まずは、声をかけてみる!」と話す方や、何から始めようか…と自分と向き合う姿もありました。それぞれが行動宣言を書き出し、明日からの行動につなげるための一歩にしました。
講座終了後も、グループワークの仲間と「こんな時はどうしてる?」と自身の悩みを共有し、深く共感し合う姿が見られたのが印象的でした。
参加者からは、
「”仲間”と言っても色々な関わり方があるということを、改めて考えるきっかけになりました」
「自分では気づかなかった仲間集めのコツ(特に、相手をお客様にせず頼むこと)などいっぱい教えていただきました」
「みなさんの仲間づくりのきっかけや経緯を知れたことと、仲間がいることをどう思っているかということも聞けて面白かったです」
「普段から周りの人に関心を持つきっかけになりました」
などの感想が寄せられました。



