9月21日の「がん哲学外来 長野門前カフェ・ロータス」の集まりに参加しました。
場所は、善光寺の仁王門のすぐ南側、宿坊の白蓮坊さんです。宿坊ですので、広い畳の部屋での集まりです。座布団だけでなく、座椅子も用意されています。
この「がん哲学外来」の会は、全国組織とのことです。今回はその副代表である安藤潔さん(大学医学部教授)の講演がありました。そこでは、聞く(hear)と聴く(listen)の違いの話しからはじまり、「共感する、理解に努める、関心を持つ、ということが、愛情の第一歩である」、「気付きが、生きる意欲につながり、最終的に悩みは解決はできなくとも解消はできる」といったお話しが聞けました。
次に、参加者は40人を超えたため、4つのテーブルに分かれ、それぞれの想いを語り合います。各テーブルには会の方がおられ、参加者のお話を見守っています。この会の方は、養成講座の研修を済ませた方たちということです。
各テーブルでは、涙をこらえるような話しになる処もあれば、笑い声の響くテーブルもあります。参加者にとって、語りまた聴くということで、命や生きるということを考える貴重な時間となりました。
最後に、住職の若麻績敏隆さんから講話をもらい、皆で丸くなって、唱歌「ふるさと」を歌って、又次回の再会を約束しました。
さて、次は、今度の日曜日16日、14時からです。皆さんもどうぞ。

#がん哲学外来カフェ


