「イベントで使う袋を、ビニールから紙に変えたい」NPO法人食育体験教室・コラボの飯島美香代表から相談を受け、脱プラを掲げ積極的にSDGsに取り組む老舗紙卸店「手提屋」(長野市高田)が、ボランティア向け手提げ袋作りワークショップを開催しました。会場は、三本柳で子どもを中心にした居場所づくりをしている「にっこりひろば」。
11月14日にっこりひろばの運営を手伝う5名のボランティアも参加しました。
飯島さんの想いと、「子ども食堂でも環境を考え紙袋を使いたい」というにっこりひろばの岡宮真理さん(さんぼんやなぎプロジェクト代表)の想いが合致し実現しました。
「こんな形の紙袋も素敵だねぇ」と話しながら作る大人の目も真剣そのもの。学校から帰ってきた子どもたちも「かわいい~!わたしも作りたい」と途中から参加、特に手提屋の滝澤高一さんの穴あけのワザに「すごい!」と目をキラキラさせていました。
滝澤さんからは、「2050年までに海に捨てられるプラスチックのごみの総重量は海に生息する魚の総重量を超えると言われている」という話があり、参加者からは「子どもたちのためにも真剣に向き合わないと」といった声も。
と岡宮さん。飯島さんも「素敵な袋を考えてくれた手提屋さんと、にっこりひろばの皆さんがいたからこそできた」と話しました。
想いを共有したNPOや企業がつなったとき、SDGSの達成へ一歩近づいていくと感じました。
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