「西之門こどもレストラン」開店!

おいしそうな三色弁当~
今日の店長たち(30分後には変わっています)

善光寺より西側地域を中心にして活動する西之門青年部が、2月26日こどもレストランを開催し、近所の子どもたちや初めて来たという親子や学生、通りかがった観光客など多くの人でにぎわいました。このレストランは、「こどもたちがつくる子どものためのレストラン」をコンセプトに2年前から毎月最終日曜日、ナノグラフィカ喫茶室で開いています。お弁当を提供すると同時に自由に遊べる場所、駄菓子コーナーを開いています。

この日初めて来たという大学生は「ずっと来てみたかった。並んでいる駄菓子を選んでいると小さい頃を思い出す」と笑顔で話しました。この駄菓子コーナーは子どもたちが担当。商品を並べたり、代金の計算やお金の受け渡しなどをします。

この日はお客さんで来た小学生がいつの間にか商品を並べ「いらっしゃいませ」と声をかける店員になっていました。途中計算がわからなくなると、少し年齢の大きい子や大学生と一緒に計算をし直す姿も。

「年齢が上の子が小さい子の面倒を自然と見る。いろんな年齢の子どもや大人が集まれる場になったら嬉しい」と運営メンバーの1人、内山温那(うちやまはるな)さんは話します。

忙しくでも楽しそうに切り盛りするボランティア
大学生と別れを惜しむ子どもたち

 ボランティアで初参加の女性は、家で作った新聞紙バックをお弁当入れに使ってもらえたらと思って来たそうで、お弁当のお金の受け渡しなどを手伝いました。

このレストランは小学生から大人まで多くのボランティアによって創られています。お弁当を作る女性、折り紙をおしえてくれるおじいさん、子どもを連れてきたらそのまま居合わせた小学生と遊ぶことになったお父さん。この場はお互い様に溢れた空間。「ゆるく長く、無理しない。ここに来たら誰かいる。ほっとする場になったらいいな」と運営者の廣政あやさんは話しました。

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